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ソース(東京新聞) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
写真 URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
秋の味覚の代表、クリが出回り始めた。くりご飯や甘露煮は、この季節ならではの楽しみだが、調理前に生のクリの皮をむくのは
面倒なもの。上手なむき方を専門家に聞いた。
訪ねたのは、茨城県笠間市のクリ加工専門店「小田喜(おだき)商店」。同県はクリの生産量日本一。中でも笠間市は主要産地として
有名だ。
むき方の裏技を尋ねる記者に、同商店社長の小田喜保彦さんは「一つ一つ丁寧にむくのが王道です」とピシャリ。そこで、むき方の
基本を教わることに…。
ご存じの通り、クリには外側の硬い鬼皮と内側の薄い渋皮がある。新鮮なクリは鬼皮が軟らかく、包丁も入れやすいが、スーパーなど
で買うクリは収穫から日がたち、皮が乾燥して硬くなっていることが多い。小田喜さんは「家庭では一晩水につけると皮が軟らかくなり、
むきやすい」とアドバイス。
むき方のコツを同商店のベテラン社員、持丸(もちまる)俊子さんに指導してもらった。
用意する道具は、よく切れる包丁。それに両親指にはめる指サック。記者もはめて作業してみたが、指も汚れず、包丁が当たっても
痛くなかった。
最初に、クリの底のざらざらした部分に包丁を入れる=写真(1)。そこから頭に向かって鬼皮をはぐようにむく=同(2)。「慣れれば
頭まで一気にはがせる」と持丸さん。
渋皮は、頭から底、底から頭へと一回り、鉢巻きのようにむく=同(3)。次に、片面を上から下へ三~五回に分けてむき、もう片面も
同じようにむいて出来上がり=同(4)。変色しないよう、調理するまで水につけておく。
(>>2以降に続く)