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指導として2年が1年バットで殴った名門野球部
大分県宇佐市の私立柳ヶ浦高野球部の寮で、2年生1人が、たばこを買いに行った
1年生2人を指導するとして頭を木製バットで殴り、うち1人に4針縫うけがをさせて
いたことが12日、学校への取材でわかった。
報告を受けた日本高校野球連盟は、同校を厳重注意にした。
同校によると、この2年生は8月14日夜、木製バットのグリップ部分で、1年生2人を
1発ずつ殴った。2人のうち、1人はたばこを吸っており、別の1人は吸わなかった。
けがをしたのは吸わなかった部員だった。
同17日、けがをした部員の保護者らが野球部に連絡。同校が事実確認し、県高野連に
報告した。
学校側は、殴った生徒と喫煙した生徒を謹慎、けがをした生徒を厳重注意にした。野球部は
今月下旬に開催される九州地区高校野球大会県予選には出場する予定。3人はすでに部活動に
復帰しているが、県予選には出場させない。
柳ヶ浦高野球部はこれまで甲子園に夏8回、春2回出場している。安松良一校長は「暴力
では指導にはならないと繰り返し言ってきただけに残念。再発防止に取り組む」と話している。
(2013年9月12日12時43分 読売新聞)
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