13/08/25 10:43:47.73 0
私は、あと5年もしたら「今の若年層はマイホームにこだわらなくなった」という風潮が顕著になると予想する。
10年後は、この傾向がさらにはっきりしているだろう。
中古住宅の価格や賃料が、今ほど若年層の負担にならないレベルにまで下がっているはずだ。
すると、多額のローンを組んで無理とリスクを背負いながら新築マンションを購入することに、多くの人は意味を見いだせなくなる。
そうなると、市場の縮小は人口減少率をはるかに上回る規模となる。
10年後は今の半分、20年後は9割減でもおかしくない。つまり、マンション業界は確実に衰退することになる。
■榊淳司(さかき・あつし) 住宅ジャーナリスト。1962年、京都府出身。同志社大法学部および慶応大文学部卒。
不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる。不動産会社の注意情報や物件の価格評価の分析に定評がある(www.sakakiatsushi.com)。
著書に「年収200万円からのマイホーム戦略」(WAVE出版)など。