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―時が経ち、戦争を体験した世代がいなくなっています。戦争を体験した世代がいなくなることでの影響も出てくる気がします。
湯川:それは痛いほど感じています。映画で戦闘シーンはたくさんありますが、ゲーム感覚で見てしまうと、
どっちが勝って、どっちが負けたのかという点にしか注目しません。
例えば、アメリカのイラクに対する空爆のときも、ピンポイントで敵を攻撃できたのかという話題が中心でテレビ放送されていました。
ピンポイントで当たらなかったかもしれないし、その爆撃によって、周辺では子どもたちが犠牲になったかもしれないのに。これは怖いことです。
そして、今は尖閣問題が騒ぎになっていますが、私は、目の色を変えて抗議しなくてよいと考えています。
粘り強く外交をしっかりとしていけばよい、と。だって、仮に一人でも殺してしまえば、終わりでしょう? 戦争なんて、あっという間に始まるのだから。
今までは憲法9条があるおかげで、戦闘を避けられて、人を殺さないで済んできました。この憲法の尊さを、
もっと国際的にPRしていくべきなのです。
日本国憲法はアメリカに押し付けられた憲法だと言われていますが、
幣原内閣総理大臣が9条をつくりマッカーサーに届けた様子を記した文書が、国会図書館に保管されています。
その文書では、幣原総理が、「私は核兵器の恐ろしさを見ました。もし、軍拡をしたら、人類は戦争の惨禍からは逃れられない。
たとえ、頭がおかしいと思われても、絶対に戦争をしない。軍隊を持たない覚悟を決めるしかないと考えている」とおっしゃったと、書かれています。
ソース オルタナ 記事抜粋
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
(続)