【国際】しっかり焼いたフランスパンは固すぎて歯茎を傷める…半焼けバゲットが好まれるようなったフランス―嘆く職人もat NEWSPLUS
【国際】しっかり焼いたフランスパンは固すぎて歯茎を傷める…半焼けバゲットが好まれるようなったフランス―嘆く職人も - 暇つぶし2ch1:そーきそばΦ ★
13/08/22 16:22:29.51 0
 【パリ】パリ16区に店を持つパン職人、ドミニク・アンラク氏は毎日、約1500個ものバゲット
(棒状で細めのフランスパン)を焼くが、その多くは自分で食べたいとは思わない仕上がりだ。

 客の大半は棚に並べられたバゲットを眺めると、焼き時間が最も短くて最も白いものを選んでいくという。
そのため店で売るバゲットの90%は、完全に焼き上がる前にオーブンから取り出すそうだ。

 アンラク氏は「自分で食べるためなら、あと2、3分長く焼くけどね。でもこれは商品だから、客の好みに合わせるしかない」と話す。

 バゲットはフランス料理を象徴する食べ物の1つ。それが今、文化的危機にさらされている。
独特な形とパリパリと硬い外皮で有名なバゲットが、パン生地を食べさせられているのではないかと錯覚しそうな生焼けパンになろうとしているのだ。

 パリのパン屋についてのブログ「Painrisien(パンリジアン)」を立ち上げたレミ・エルン氏によると、
評価をした230店の80%では「顧客を満足させる」ために、ほとんどのバゲットを完全に焼き上げていないという。

 ただ、客が好む理由もたくさんあり、それは生焼けの半端なものではないようだ。例えば、
フリーランス・リポーターのカミーユ・オジェ氏(30)にとって、十分に焼き上がったバゲットを食べるのは苦痛だ。
「そのままかじって食べるには硬いし、歯茎や口蓋(こうがい)を痛める」ということだ。
その点、焼き時間が短めのバゲットなら「歯が欠ける心配もない」そうだ。

 アンラク氏の店の常連というピュラ・ガルシアさんによると、十分に焼けたバゲットはすぐに風味が落ちるという。
「焼き上がってから1時間以内に食べないと、1日たった古パンみたいな味になってしまう」とその欠点を指摘した。
また、別の客の中には、家に持ち帰って暖め直すと味が良くなるという理由で、完全に焼き上がっていない「白いバゲット」を求める者も多い。

ウォール・ストリート・ジャーナル 8月22日(木)13時51分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
(続)


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