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・朝日新聞などが伝えたところによると、皇后さまは2013年8月20日午前、東京の六本木ヒルズ内森美術館で
「LOVE展」を鑑賞された。「LOVE展」にはボーカロイド「初音ミク」も出展されており、これをご覧になって、
「これがミクちゃんですか」と話されたという。
このたった一言に、ネットでは感激する人が続出して、「皇后美智子様、初音ミクをご存知だった」と大騒ぎになった。
初音ミクはクール・ジャパン戦略が打ち出す日本のポップカルチャーの代表格とはいえ、もともとはオタク寄りの若者文化から
生まれ、支持されてきた。まさか皇室にまで知れ渡っているとはと驚きが大きかったらしい。
「事前に知ってるって事。日本のサブカルまで網羅してる御皇室すげぇ」「なんと・・・皇后様の御目にまで・・・」
「謎の申し訳なさ ご存じだったことにも驚きです」「ちゃん付けで呼ぶのが微笑ましい」
また、ミクに対する「ちゃん」付けが新鮮で、ミクがまるで人間のように扱われていて嬉しいという感想も。ミクはファンの
間では「ミクさん」と「さん」付けで呼ばれることが多い。
ここまで認知度が上がったのなら、ミクが園遊会にも招かれることもあるのではとファンらは期待を膨らませ、さっそくミクが
出席している様子のコラージュ画像まで作られた。
LOVE展は、六本木ヒルズと森美術館のオープン10周年を記念した2013年9月1日までの特別展で、「愛」をテーマに
絵画や写真、造形作品など約200点を集めている。皇后さまは前衛芸術家・草間彌生さんの作品やダリ、シャガールの
絵画とともに、セクション5「広がる愛」に展示された「初音ミク:繋がる愛」をご覧になったようだ。
「初音ミク:繋がる愛」は、「初音ミクを介して拡がる愛の現象を可視化」したもの。三面の黒い壁に有名なコンサートの
映像2つや、カリフォルニア大学サンディエゴ校準教授のタラ・ナイト氏が制作したドキュメンタリー動画「MIKUMENTARY」
(ミクメンタリー)を投射している空間だ。床には無数のタブレットが並べられ、さまざまなクリエイターが描いたミク画像が
表示されているほか、ソニーが試作中の立体視装置による初音ミク映像も展示している。(一部略)
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