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(>>1のつづき)
苦悩の末、被害と向き合い、乗り越えた。回復できるということをほかの被害者にも知ってほしいと感じ、実名を公表している。
恐怖から無抵抗になる被害者の心理を、加害者は曲解する。山本さんを脅して集団強姦したにもかかわらず、加害者は
解放するときに「また遊ぼうな」といって、連絡先を教えてきたという。山本さんは「彼らに罪の意識はなかったと思う」と振り返る。
事件から3カ月後、加害者の3人は大阪府警に集団強姦容疑で逮捕された。全員19歳で少年院送致になったが、
入所期間は主犯格が半年、他の2人は2週間という短さ。謝罪どころか、弁護人が逮捕直後に「反省しているから
被害届を取り下げてほしい」と言ってきたという。「逮捕されても『ついてなかったな』という感じだったのではないか」と
思えてならない。
性障害専門医療センター(東京都)代表理事の福井裕輝医師(44)は「加害者の多くは女性が恐怖で無抵抗で
いることがわからず、同意しているものだと思い込む。それが性暴力が発生する原因の一つだろう」と指摘する。
強姦などの性犯罪の刑事裁判でも、被害女性と「合意があった」と主張する被告は少なくない。実際、完全に倒錯した
考えを持つ常習犯もいる。
大阪府警に強姦や強制わいせつなど27件の事件で送検された男は「自分は合意のつもりだった。相手も許してくれていると
思っていた」と話し、カッターナイフで女性を脅したことをこう弁解する。「刃物を見せると相手は冷静になってくれ、僕の話を
聞いてくれる。突きつけないとギャーギャー騒いでしまう」。
福井医師は性犯罪者について「罪の意識以前に、女性の感情を理解する能力が劣っている。専門の治療をしない限り、
再犯の可能性がでてくる」と警鐘を鳴らす。
山本さんは訴える。「多くの男性は『自分は性暴力なんてしない』と思っている。でも、本当にそうでしょうか。女性が乗り気に
みえたとしても、心の中はわからない。わからないということを、自覚してください」。(以上)
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