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中国浙江省など東部一帯で、記録的な猛暑と少雨による干ばつが深刻化している。
人工降雨の実施を求める住民が暴動を起こすなどの事態も起きており、地方当局は対策に躍起となっている。
強烈な日差しが照りつける浙江省杭州市郊外。同市名産の緑茶「龍井茶」の茶畑は16日、約3割の葉が枯れ
ていた。
被害面積は地域全体で165ヘクタールに及ぶ。地下水もかれ、沢の水を茶畑にまいているが、すでに枯れた
木も多い。龍井茶を栽培して40年になる陳春華さん(59)は「こんな被害は初めて。収穫量は例年の4割
だ」と嘆いた。
杭州では12日まで連続8日間、最高気温が40度を超えた。浙江省や上海など長江の中下流域では7~8月
上旬の平均気温が観測史上で最も高かった。中国気象局によると、太平洋高気圧が勢力を強めて中国東部まで
張り出し、猛暑を招いた。干ばつ面積は日本の約3倍の約110万平方キロ・メートルに広がり、農作物など
の経済的被害は約400億元(6400億円)に達している。
各地で人工降雨ロケットが打ち上げられ、江西省では100発以上を数えた。安徽省宣城市の荊州郷では10
日、地元当局がロケットを打たないことに怒った村人約100人が役場庁舎に殺到し公用車をひっくり返した。
▽読売新聞(2013年8月18日14時54分)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽高温で枯れた杭州市郊外の茶畑画像
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