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富田倫生氏(とみた・みちお=青空文庫の世話人)16日、
肝臓がんのため死去、61歳。葬儀は近親者のみで営む。
喪主は妻、晶子(あきこ)さん。後日、お別れの会を開く予定。
日本における著作権保護期間を満了した文献のアーカイブの草分け的存在である
『青空文庫』の創設者で、プロジェクト呼びかけ人を務めていた富田倫生
(とみた みちお)さんが16日の午後12時8分に亡くなりました。61歳でした。
1952年、広島県生まれ。早稲田大学政経学部を卒業後、編集プロダクションを経て独立。
1980年代はまだ少数だったコンピューターやネットワークに関する記事を専門にライター活動を行い、
1985年には名著『パソコン創世記』を刊行しました。
1990年代にはいち早く電子書籍の将来性に着目しますが、C型肝炎を発症し
長期入院を余儀なくされた中で米国の『プロジェクト・グーテンベルク』(PG)と同様に
著作権が消滅した文章をインターネット上で公開する日本版『PG』を発案し、
1997年に自らプロジェクト呼びかけ人として立ち上げたのが『青空文庫』でした。
皮肉なことに『青空文庫』が誕生した翌年には米国で悪名高き“ミッキーマウス法”が
成立して著作権保護期間が「個人の死後70年または法人の公表後95年」に延長され、
21世紀に入ってからも米国や欧州連合(EU)の圧力で世界各国が著作権保護期間延長を
強いられる状況が現在も続いており、環太平洋経済連携協定(TPP)やEUとの経済連携協定
(日欧EPA)を抱える日本も例外ではありません。(>>2以降に続きます)
ソース:MSN産経ニュース2013.8.17 11:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
ガジェット通信2013.08.17 01:21
URLリンク(getnews.jp)
青空文庫の富田倫生さん 逝去(ポシブル堂書店からのお知らせ)
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