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(>>1のつづき)
京都府警によると、負傷者のうち、やけどの症状が特に重いのは3人。意識不明の重体と
なっている綾部市立綾部中1年の男子生徒(13)は、両親と姉の家族4人で花火を見に来ていた。
近所の人は「仲良しの家族。そろって花火を楽しもうとしてこんな事故に巻き込まれるなんて」
と絶句。学校関係者は「とにかく元気になってほしい」と話した。
また、同府京丹波町の小学5年の男児(10)は少年野球チームで活躍するスポーツ少年で、
祖父や友人らと花火を見に行ったとみられる。近くの男性は「野球が大好きでいつも家の前で
友達とキャッチボールしていた。おじいさんがかわいがっていて、よく花火を見に行っていた」
と心配そうな表情を浮かべた。
近所の女性は、孫が男児と一緒に花火大会に行ったという。「孫もやけどを負った。男児と孫は
兄弟のように毎日、一緒に遊んでいる。早く良くなってほしい」と祈るように話した。
◇
京都府福知山市の爆発事故では、約20リットルとみられる携行缶に入ったガソリンが
気化して爆発につながった可能性が高い。今回のように、少量のガソリンを使用する場合、
消防法は、溶けにくい鋼板製やアルミニウム製などの携行缶を使う以外の規制をしていない。
事前に届け出る義務もなく、保管場所も使用者に任されている。
総務省消防庁危険物保安室によると、ガソリンは引火しやすいことから、同法で危険物に
指定されている。40リットル以上を取り扱う場合は、各自治体が条例などで事前の届け出を
規定している。一方、40リットル未満については、そうした義務はなく、今回もガソリンの
取り扱いは、出店者の裁量に委ねられていた。
消防関係者は「使用者が、引火しやすいガソリンの性質を理解して対応するしかない」と指摘している。
(おわり)