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終戦の日の15日、東京都千代田区の日本武道館で行われた政府主催の全国戦没者追悼式。遺族の高齢化が顕著となり世代交代が進む中、
東日本大震災の被災地から訪れた約150人を含む4672人の遺族が故人の冥福を祈った。戦没者の英霊をまつる靖国神社では、
多くの参拝客が手を合わせ、平和への誓いを新たにした。終戦から68年目の8月15日。厳しい暑さの中、失われた尊い命をしのぶ祈りは、各地に響いた。
東京・九段北の靖国神社には午前6時の開門とともに全国各地から参拝客が続々と訪れ、手を合わせ戦没者の冥福を祈るとともに平和への誓いを新たにした。
東京都心では最高気温34・9度を記録、境内では汗を拭いながら参拝に向かう高齢者の姿が目立った。
兄3人が中国などで戦死したという東京都世田谷区の無職、佐々木キヨさん(83)は午前8時ごろ拝殿。
「『お前だけは生きろよ』と言って戦地に行った兄たちに、安らかに眠ってほしい」と目を赤くした。
「今年も無事に参拝できた」と安堵(あんど)の表情を見せたのは、シベリア抑留を経験した神奈川県茅ケ崎市の無職、
岡田博さん(90)。「生き残った戦友の多くも亡くなってしまった。今日は多くの参拝客に恵まれてみんなも喜んでいるはず」と話し、
稲田朋美行政改革担当相ら3閣僚の参拝を評価した上で、「首相や他の閣僚もきちんと参拝して、戦没者に敬意を示してほしい」と訴えた。
産経新聞 8月16日(金)7時55分配信
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(続)