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93歳旧陸軍歩兵中隊上等兵 戦時中の慰安婦達の実態を語る [2013.08.12]
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太平洋戦争の終戦から68年。戦争を直接知る者は年々減り、当時の実態を証言できる者は
限られてきた。元日本軍兵士たちの肉声は貴重な証言だ。その一人、和田明氏(仮名)は93歳。
旧陸軍歩兵中隊の上等兵として昭和16~18年、中国戦線に参加し、その後は南洋の守備に
当たって南大東島で終戦を迎えた。同部隊は南京占領作戦にも参加した。
(中略)
慰安婦というのは、どこの国の軍隊にもあったもので、日本軍でも軍と慰安所は表裏一体でした。
ですが、今、批判を受けているような、無理やり女性たちを連れて来て奴隷のように扱ったということは
全くありません。
慰安婦たちは、私が知る限りでは朝鮮の人が多く、内地の日本人もいました。南方戦線では
内地の人が多かったと聞いています。あと、南方では慰安所がなくて、松竹だとか宝塚から
歌劇団が慰問に行ったりもしていました。私も見たことがありましたが、なにしろ女性なんて
ずって見ていない兵士たちですから、ものすごく興奮したものです。
慰安婦たちは、経済的に苦しいとか、職がなくてその仕事を選んだ人たちです。というより、
日本軍が高い給料を提示して集めたという方が当たっているかもしれません。なぜなら、
慰安婦たちは結構優雅な生活をしていて、仕事以外でもうっすらと化粧をして買い物に出たり、
おしゃべりしたりしていました。
(中略)
で、アメリカ軍がやって来て最初に言った言葉が「慰安所はどこにある」でしたから。
ははあ、アメリカさんはずいぶん助平なもんだと思ったものです。そして、慰安所の女性を
みんな連れて沖縄に飛んで行ってしまいましたよ。