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一九八〇~九〇年代に製造されたテレビゲーム機を中心に営業するレトロな
ゲームセンターが名古屋市熱田区三本松町にある。八〇年ごろオープンした「UFO M1」。
通信式の対戦が可能な新型機が主流となる中で、修理を重ねて大事に使い続ける。
一回の料金は主に二十円から五十円。経営は厳しいが、小銭を握り締めて集まる
「おじさんファン」たちに愛されている。
看板の色あせた「新型登場」の文字はオープン当時のまま。九十台ほどのゲーム機の
画面には「スペースインベーダー」や「パックマン」「ドンキーコングジュニア」
「テトリス」など往年のヒット作が映し出される。九〇年代に一大ブームになった
格闘ゲーム「ストリートファイター2」や、プロ野球ゲームに至っては九二年開幕版が今も現役だ。
開店当初は喫茶店で、「ブロック崩し」が爆発的にヒットして「ゲームセンター」
という業態が姿を見せ始めたころ。「床を張り替えたぐらいで、あとは当時と何も変わりません。
時代に乗り遅れたというか…」。社長の池田忠一さん(84)とともに開店当初から
店に立つ鶴見在明(ありあき)さん(57)は苦笑いする。
もうけが出ないのに格安料金で営業を続けるのは、子どものような目で
ゲーム機にかじり付くファンのため。鶴見さんは「ゲームは“懐メロ”と同じ。
生粋のゲーム好きが童心に帰ることができる場所を一日も長く残したい」と話している。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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