13/08/11 15:12:25.63 0
>>1の続き
この対日友好の姿勢は東南アジアだけではない。北東アジアとされる地域でもモンゴルや台湾は
日本への協調を明示する。台湾では元総統が率先して靖国神社に参拝するほどなのだ。
米国の国務省東アジア・太平洋局が担当する国・地域の数は合計30ほどである。さらに同省の
南アジア・中央アジア局はインドやアフガニスタンなど13カ国を管轄する。この区分でも「アジア」の
国々は総計40を超える。だが日本の首相の靖国参拝が「軍国主義復活」だなどと正面から日本を叩(たた)いて
くるのは中国と韓国だけなのだ。なんと40分の2なのである。「アジア諸国が反発」など、
とんでもないわけだ。
日本の歴史認識にはとくに日本軍の戦闘で被害を受けた諸国が敏感に反応するとされてきた。
だが最激戦の地となったフィリピンやインドネシアはもう戦争の歴史を克服し、日本の改憲をも歓迎する。
他方、中国の共産党は日本軍の主敵ではなかった。韓国は日本とともに戦争をした側だった。
現韓国大統領の父が日本帝国陸軍のエリート将校だった史実を指摘するまでもない。だから中韓両国の
日本叩きはアジアの規範でも、戦争の歴史でも、あまりに異端で特殊なのだ。日本の実際の言動よりも、
中韓内部の政治の都合や外交の戦術が動因だとみなせよう。
米国側でもこのアジアの現実をリベラル派日本研究学者たちは認めたがらない。だが最近では
健全な変化も起きてきた。米中央情報局(CIA)元専門官たちが組織する国際安全保障の研究機関
「リグネット」は8月冒頭の「いかに日本は東南アジアで優位を得たか」という報告で、
「日本は東南アジアでは戦争行動からの歴史の重荷を克服することに成功した」という調査結論を
発表していた。
以上