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マンガ・アニメ大国である日本では、この改正案は多くの愛好者や各種団体から、「表現の自由を妨げる」との反発を招いている。
では、日本はそれほど頭を悩ませながら現行の児童ポルノ規制法を改正する必要があるのだろうか。答えは、イエスである。
警察庁の公開しているデータによると、2010年、児童ポルノ犯罪件数は09年から4割以上増加しており、
2000年の統計開始から最多を記録している。
児童ポルノの所持禁止は、もはや国際社会の共通認識となっている。G8で規制をしていないのは日本とロシアだけだ。
だが、今回提出された改正案に、漫画家たちは結束して反対している。提出のタイミングもあまり良くない。
2009年から、政府は「クールジャパン」計画を進め、マンガ・アニメは日本の「ソフトパワー」として輸出されているため、
作品への規制強化は、ソフトパワーを削ぐことになる。児童ポルノ作品が実際に犯罪に関係するのかは、
深く検討していくべき問題だろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)(終)