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2011年の2度の地震で、富士山のマグマ溜りには、300年前の宝永大噴火のときより大
きな圧力が加わったとされている。大噴火や山体崩壊は起こるのだろうか。
2011年に起きた地震の影響によって、富士山のマグマ溜りにかかった圧力は、1707年
に起こった現時点で最後の噴火(宝永大噴火)時より高かったことがわかり、近く再び
噴火するのではないかと懸念されている。
日本の防災科学技術研究所(NIED)が行った研究によると、富士山のマグマ溜りに
加わった圧力は1.6メガパスカルに達したという。過去にはその1/16の力、0.1メガパス
カルで火山が噴火した例もある。
NIEDで火山研究を担当する藤田英輔主任研究員は共同通信の取材に対し、これは「小
さくない数字」だと述べている。ただしNIEDは、圧力はあくまで噴火を引き起こす要因
のひとつにすぎないとも述べている。とはいえ、1707年の宝永大噴火も、その少し前に起
こった大地震によって、マグマ溜りにかかる圧力が高まったことが引き金となった(噴火
49日前に、推定マグニチュード8.6~8.7の宝永地震が起きていたほか、宝永地震の翌朝に
も富士宮を震源とするマグニチュード7の地震が起きている)。
以前にも、00年から01年にかけて富士山直下で一連の低周波地震が観測され、噴火が
近いとの予測が広まったことがある。そしてその後、11年3月11日の東北地方太平洋沖地
震と、その4日後に起きたマグニチュード6.4の静岡県東部地震によって、再び富士山の噴
火が懸念されている(静岡県東部地震の震源は、富士山のマグマ溜りのすぐ上、山頂の
南4kmの深さ約15km。富士宮市では震度6強を記録した)。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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