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★ドコモの「ポイントサービス改悪」に泣くのは長期契約者
・au、ソフトバンクモバイル両社の「iPhone攻勢」の前に、精彩を欠くNTTドコモ。この6月には契約者数の純減も記録し、
その不調を数字の上でも裏づけることになった。しかし同月下旬、現状打破を目論むドコモが行ったのは、“大改悪”と
いえるサービスの改定だった。
今回改定されたのは、「ドコモプレミアクラブ/ドコモビジネスプレミアクラブ」という2つの会員制ポイントサービス。
ドコモには契約者全員を対象としたポイントサービス「ドコモポイント」があり、よりポイントをためやすいのが「プレミアクラブ」
というわけだ。
ドコモポイントの仕組みについて、ケータイ料金プランに詳しいライターの後藤一泰氏が説明する。
「『ドコモポイント』はケータイやスマホの基本料金や通話料などの支払い額100円ごとに1ポイントがたまる仕組みです。
たまったポイントは100ポイントごとに税込み105円分として、ケータイやスマホの新規購入、修理代などに使えます」
プレミアクラブは入会金や年会費が無料のサービスなので、ケータイの新規購入や機種変更のときにお店に勧められ、
多くの人が加入している。“プレミア”というだけあり、メリットもあるのだ。
「プレミアクラブはドコモの長期利用者やヘビーユーザーに手厚いポイントプログラムで、なかでも長期利用者の優遇が特徴です。
例えば10年以上使っているユーザーなら、100円当たり4ポイントたまります」(後藤氏)
もう少し細かく説明すると、ドコモプレミアクラブでは、会員のランクを4つの「ステージ」で区別する。ステージの決定条件は、
ドコモの利用期間か月々の利用金額をベースとした「ステージポイント」により決められる。種別はエントリーランクの
「1stステージ」から最上級の「プレミアステージ」まで4ランクに分かれており、上級ランクになるにつれ、ポイント加算率が増えていく。
(>>2-10につづく)
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