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医療ロボ欧州販売へ サイバーダインがEU安全規格取得
筑波大発のベンチャー企業、サイバーダイン(つくば市、最高経営責任者=山海嘉之筑波大大学院教授)は5日、
同社が開発した下肢装着型ロボットスーツ「医療用HAL(ハル)」が、
欧州連合(EU)の安全規格「CEマーク」を取得したと発表した。
医療機器としてのHALは国内で未承認だが、EU全域で先行して流通と販売が可能になった。
HAL開発者の山海教授は「ドイツでは近く、労災保険適用に向けた治験も始まる。
日本では未承認のHALが世界マーケットの中で動きだす大きな一歩。
今後は米国でも手続きを進めたい」と海外展開に意欲を示した。
HALは筋肉が発する弱い信号を読み取って装着者の動作を予測し、
関節部のパワーユニットで運動機能を支援するロボット。
福祉用と医療用があり、高齢者や障害者の歩行訓練に使われる福祉用は、
国内160カ所の病院で400台がレンタル使用されている。
医療用は脳卒中や脊髄損傷、脳神経系の疾患がある患者への治験が今年から、
日本とドイツ、スウェーデンでスタート。
福祉用に比べ、安全面など130項目を改善し、装着性能なども向上させた。
今回の安全規格の認証機関は、世界的な検査機関として知られる「テュフ・ラインランド」(ドイツ)。
サイバーダインは昨年12月、医療機器製造の品質マネジメントシステム規格「ISO13485」の認証を取得している。
【写真説明】医療用「HAL」を説明する山海嘉之筑波大大学院教授=つくば市学園南
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茨城新聞 2013年8月6日(火)
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