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アカデミー賞監督賞を2度受賞し、著名な作品を作り続けている映画監督のオリバー・ストーン氏(66)
がこのほど、米カリフォルニア州で琉球新報のインタビューに応じた。
ストーン氏は、米国は建国や憲法の精神として民主主義や公平さを掲げているにも関わらず、
沖縄では戦後約70年にわたり米軍基地の過重負担を放置し、日米地位協定で米軍を国内法の枠外に
置いていることなどを「二重基準だ」と強調した。「こうした矛盾の放置は耐え難い」と米国の対外政策を批判した。
独立国だった沖縄が日本の侵攻を受け、第2次世界大戦を経て、在日米軍基地の集中が続いている歴史を指摘した。
「沖縄の人たちは『私らは本当は日本の一部でも、米国の一部でもない。島の住民なんだ』という明確なメッセージを
発するべきだ」と述べ、覇権主義や大国の論理に左右されない自己決定権獲得への運動が重要だと主張した。
ストーン氏は4日に来日し、原爆投下から68年を迎える広島、長崎に続き、東京を訪れ13日に来沖する。
URLリンク(ryukyushimpo.jp)
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