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☆社説:麻生氏の発言―立憲主義への無理解だ
憲法改正論議にからみ、ナチスを引き合いに出した麻生財務相の発言が波紋を広げている。
麻生氏はきのう、「誤解を招く結果となった」と発言を撤回した。だが、明確に謝罪はしていないし、発言の核心部分の説明は避けたままである。
欧米では、ナチスを肯定するような閣僚の発言は即刻、進退問題につながる。
麻生氏は首相や外相を歴任し、いまは副総理を兼ねる安倍政権の重鎮だ。
その発言によって、侵略や大虐殺の歴史を忘れず、乗り越えようとしてきた人たちを傷つけ、
これに対する日本人の姿勢について大きな誤解を世界に与えた責任は、極めて大きい。
麻生氏は先月29日のシンポジウムで、日本の憲法改正論議を「狂騒の中でやってほしくない」としたうえで、以下のように述べた。
「ある日気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」
普通に聞けば、ナチスの手法に学ぶべきだと言っているとしか受け止められない。事実認識にも問題がある。
ヒトラーは巧みな演説で国民を扇動し、まさに狂騒の中で台頭した。
首相に就任すると、国会の同意なしに法律をつくる権限を政府に認める全権委任法を制定。
これでワイマール憲法は実質的に停止されたが、「ナチス憲法」なるものができたわけではない。
いずれにせよ、だれも気づかないうちに憲法が変えられることなど、絶対にあってはならない。
ましてやヒトラーを引き合いに出し、その手法を是と思わせるような麻生氏の発言は、撤回ですむものではない。 (>>2-3へ続く)
asahi.com 2013年 8月 2 日(金)付
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