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藤田孝典氏(NPOほっとプラス代表理事)は語る。(記事抜粋)
藤田孝典氏(NPOほっとプラス代表理事)。1982年生まれ。社会福祉士.ソーシャルワーカー、
2012~13年厚労省・社会保障審議会「生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会」の部会委員。
「自民党の一部の議員たちは、私に対して、はっきり言ってますよ。『だって、生活保護世帯の人たちは、抵抗勢力じゃないですからね』と。
抵抗してこないから、削減していいんだ、と。それ以外の人たちからは抵抗されちゃうから、削減できないんだ、と」
人間の社会とは、政治とは、そんなものなのかもしれない。しかし、その身も蓋もない事実をそのまま認め、
そのまま語ることに、私はいささかの抵抗を感じる。その私に、藤田氏は、
「もちろん、対象者が抵抗するかどうかによって社会保障のありようが変わっていくというのは、私から見ると、不公平感があるのですが」
と答えつつ、さらに身も蓋もない言葉を続ける。
「そもそも本来は、国は国民を見捨てる存在なんだと見る必要があるんですよね。
本人が権利を主張しなければ、当然、国は、政府は放っておくんです。それは一般的な話で、どの国でもそうです」
では、どうすればよいのか。
「だから、自分の権利を求めていく、自分で権利を要求していくといった活動が必要なんです。
本人が主張できないのであれば、誰かが主張する仕組みを整えていく必要があります。生活に困っている人たちに、『生存権、
生活保護って、あたりまえだけど権利なんだ』と、より多く伝えていく必要があると思います」
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