13/07/25 17:17:27.68 0
インド政府は23日、貧困線以下で暮らす国民が2005年以降の7年間で
1億3000万人減ったと発表しました。しかし1日の消費額が都市部で33ルピー
(約55円)以下という貧困線の基準が「低すぎる」との批判が噴出、現地紙は
「政府は数字をいじることで1億人以上を貧困から救う奇跡を成し遂げた」
などと皮肉たっぷりに伝えています。
発表によると、05年に4億人(人口の37・2%)いた貧困線以下の
国民は、12年には2億7000万人(同21・9%)に減りました。
政府は国民会議派政権の成長政策の成果だとしています。
これについて大手紙ダイニク・ジャグラン24日付は「月に1000ルピーしか稼がない人は
貧困層と見なされないのか」と批判しました。首都ニューデリーの最低賃金は職種・学歴に
より月額7000~9000ルピー。店頭では比較的安いコメが1キロ30ルピー前後で売られています。
政府は11年、貧困線の基準となる1日の消費額を都市部で32ルピーと発表。
この時も強い批判を受け、計算方法を見直すための政府委員会を任命しました。
しかし結論が出るのは来年の予定で、今回は従来の計算方法を使ったといいます。
同紙は「政府は来年の総選挙を意識して、委員会の結論を
待つのは得策ではないと考えたのだろう」と指摘しています。
■記事:しんぶん赤旗 URLリンク(www.jcp.or.jp)
■関連スレッド
【国際】給食食べた児童23人死亡事件 逃亡していた女校長を殺人などの容疑で逮捕 インド
スレリンク(newsplus板)