13/07/23 00:29:46.46 Anv7c6uG0
ベントする必要があったのは、
圧力容器の設計圧力を上回っていた
注水を行いたいが、圧力を解放しなければ注水ができない
等の理由がある
メリットとしては、注水を行えること、圧力爆発を防ぐこと
デメリットとしては、圧力上昇、温度上昇、水位低下の状況でベントした場合、
その温度、圧力差から水蒸気として全ての水が注水までの間失われる可能性がある
排圧する事により温度伝達が悪化し、燃料崩壊熱の進行が早まる
等が考えられる
作業員はベント作業を試みる必要に迫られたが、事故が想定されていない為に対応マニュアルがなく、
まず設計図等から手順作成をはじめなければならないとう驚くべき状況に置かれていた
電源喪失の為にバッテリーが必要となったが、機材形式の連絡に不備があり、本社から多機種が搬入され選別に手間取ったり
福島第二やJビレッジに誤配される等混乱状態だった
ドライベントの成否についても圧力低下や線量増加などの数値から憶測したものであって、
事実は確認できていない
ベントですらこのような調査結果になっている
手動操作でバルブを開けるというのがバルブを直接手で操作して開けてると勘違いしている人も多いようだが、そうではない
さっさとベント行えばよかったんだ、等と主張する人は少し自分で調べてみてはどうか
電源復旧についても、準備を怠っていた為に混乱の状況下で起きた数々の失敗が伺えるから