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【ニューヨーク＝黒沢潤】中米パナマのムリノ治安相は１７日、パナマ運河近くで拿捕（だほ）した北朝鮮船舶の取り扱いについて、
必要ならば国連安全保障理事会に引き渡す考えを示した。
キューバ政府は１６日、船に積んでいたミサイル関連部品は「修理」のため、北朝鮮に移送していたと釈明した。しかし、
英国のライアルグラント国連大使は１７日、北朝鮮への武器移送はいかなる理由であれ、安保理決議違反にあたると強調した。
一方、パナマ外務省は１７日、在キューバのパナマ大使館を通じて、北朝鮮外交官２人にパナマへの査証（ビザ）を発給したことを明らかにした。
外務省の声明は「彼らはパナマに来て事情を説明する必要がある」と強調している。
拿捕事件では乗員約３５人が当局に拘束されたが、ムリノ治安相は「彼らは話すのを嫌がっている」と述べ、
本格的な事情聴取までには時間がかかるとの見通しを示した。
産経新聞 7月18日(木)10時14分配信
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【ソウル＝中川孝之】北朝鮮の外務省報道官は１７日、パナマ運河を通過しようとした北朝鮮籍の貨物船がパナマに拿捕(だほ)された問題で、
積み荷は「合法的な契約により（北朝鮮で）修理し、キューバに戻すことになっていた古い武器だ」と述べた。
また、パナマ当局に船員と船を直ちに出航させるよう求めた。朝鮮中央通信が１８日未明、伝えた。
北朝鮮がこの問題に言及するのは初めて。報道官は、キューバを出航した貨物船「チョンチョンガン」号について、
「ありもしない『麻薬運搬容疑』で抑留されている」とした上で、パナマ捜査当局が船長らを「乱暴に攻撃した」と非難した。
朝鮮中央通信によると、７月上旬、ハバナを訪問した金格植(キムギョクシク)軍総参謀長ら軍事代表団がラウル・カストロ国家評議会議長と会談した。
読売新聞 7月18日(木)11時39分配信 北「キューバに戻す古い武器」…直ちに出航要求
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