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【秋の話題】成田のけんかまつり【風流】
台風一過の好転に恵まれた11日、千葉県成田市で恒例の「成田のけんかまつり」が行われた。
このまつりは、成田空港を鎮守と仰ぐ、三里塚・芝山氏子連、北原社中に約40年前から伝わる伝統行事で、
まつりの舞台となった空港近くの畑には、社中のほかに全国から縁者・類族合わせて約1140人が参加。
揃いのヘルメットにマスク、町内ごとに染め分けた幟旗をなびかせて、「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声も勇ましく、
暫定滑走路周辺を練り歩いて、無病息災・豊年満作の秋を祝った。
まつりの最大の見せ場は、県警約3700人と激しくもみ合う「けんかまつり」。
お練りに参加していた山梨県都留市の職業不詳、小山節夫(54)さんが見事に留置場に奉納されると、見物客から歓声があがり、惜しみない拍手が贈られた。
世話人の法楽吉次郎さん(67)は、「昔は、空港のやぐらの上にたてこもって、祝いの餅やら石をばらまくと、機動隊の若い衆たちがホースで力水をかけてくれたもんです。
今じゃ年寄りばかりになっちまって、私もまだまだ現役ですよ」と、淋しく笑いながらゲバ棒を振り回していた。
「成田のけんかまつり」が終わった千葉には、間もなく冬がおとずれる。