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楽天銀行のインターネットバンキングを巡る不正送金で
預金をだまし取られた愛知県の20歳代の女性が、読売新聞の取材に応じた。
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3月25日午後、女性の携帯電話が鳴った。楽天銀行の担当者からだった。
「定期預金を解約されましたか?」
身に覚えのない話だった。慌ててスマートフォンで預金残高を確認すると、
仕事でコツコツとためた131万円の預金がわずか百数十円になっていた。
キムラ、リ……。取引の履歴には、知らない名前が並んでいた。
何が起きたか理解できず、「頭が真っ白になった」という。
すぐに近くの警察署に相談に行くと、「これは、サイバー攻撃です」と言われた。
取引履歴を見ると、まず「キムラ」という名義人から女性の口座に、100円の入金があった。
次に、100万円と31万円の定期預金が相次いで解約され、
さらに「リ」という名義人の口座に、131万円が2度に分けて振り込まれていた。
(2013年7月9日14時54分 読売新聞)
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