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米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、ソフトバンクの長期会社格付けと長期優先債券格付けを
「トリプルB」から2段階引き下げ、投機的水準とされる「ダブルBプラス」にしたと発表した。週内にも完了する米携帯
電話3位スプリント・ネクステルの買収により、有利子負債が増えるとの見方を反映させた。
S&Pはソフトバンクを事業面と財務面から評価して格下げを決めた。事業に関しては、国内携帯電話市場における
ソフトバンクの存在を「強固な市場地位」と評価する一方で、米国市場におけるスプリントについては「厳しい競合状況が、
今後2~3年で大幅に改善することはない」とした。
財務面では「買収費用の大半を有利子負債でまかなうため、債務負担が大幅に高まる」としたほか、スプリントが
子会社化する米高速無線通信会社クリアワイヤについて、「負債依存度が極めて高い」として、結果的にソフトバンクの
連結の財務負担がさらに増すとの見方を示した。
ソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)