13/06/29 11:44:18.99 P
(>>1の続きです)
また、記録公開済みの10月25日の福田・トウ会談では、トウ氏が終了間際に「次の世代は、
われわれよりもっと知恵があり、この問題を解決できるだろう」と「独り言のように」(田島氏)発言。
福田首相は応答しなかった。トウ氏は会談後の単独記者会見で「国交正常化の際も、平和友好
条約を交渉した際も、この問題に触れないことで一致した」と主張した。
田島氏は、一連の会談での合意を否定した上で、中国側が、昨年9月の尖閣諸島購入で「日本側が
共通認識(合意)を破壊した」(外務省声明)としていることには「事実に反する言いがかりだ」と批判した。
■72年も合意なし
中国側は、国交正常化交渉が行われた72(昭和47)年9月27日の田中角栄・周恩来両首相の
会談でも合意があったとしている。交渉に条約課長として同行した栗山尚一氏は「両首脳の間で
棚上げの暗黙の了解が成立した」と指摘する。
ただ、産経新聞の取材に「あったのは暗黙の了解で、中国側が『合意があった』と言うのは言い過ぎだ」
とも話した。田島氏も「条約交渉当時、田中・周会談で棚上げの合意があったという認識はなかった」と
72年の合意説を否定した。
(以上になります)