13/06/22 05:31:37.86 0
(>>1からの続き)2/3
もちろん、バッジつける前よりもバッジつけた後に打ち落としたほうが良いと考える
人もいるのかもしれませんが、成功した経営者としては多かれ少なかれ出てくる
企業スキャンダルについては文字通り地雷原の様相を呈しておりまして、しかし
渡辺さんは完全にサイコパスのため罪悪感や贖罪意識はないのだという考察になりやすい。
ある意味で、無敵の人であり、かつ自分が他人にどう見られるのか物凄く気になる人でもある。
そして、これらはいままさに日本が直面している貧富の格差拡大と、それに伴う社会の
分断という非常に重要なテーマについて、でっかい漬物石を投げ込む問題でもあります。
もう誰がどう見てもブラックで、そのように報じられ続けている中で、なお社会の
中心で屹立し、政権与党の公認を得て出馬し、恐らくバッジをつけるわけです。
これはもう、慎みある日本社会の秩序に対する真正面からの挑戦じゃないの、
単に一労働行政という世界とは隔絶された、真の意味での腐敗した権力者と
それを掣肘できない社会制度のだらしなさの構図に直結するわけですよ。
週刊誌がキャンペーンを張るのも当然で、それはもっと批判しろ、叩けという意味では
なくて、今回の渡辺さんの出馬をもって、もう少し労働者の権利や働きやすさ、勤務時間
といった「日本人が日本で働くということ」に対してしっかりと議論し、明確な方針と政策、
そして逸脱者に対する厳正な処罰を考えるべき時期に差し掛かったのだと言えます。
それが良いとか駄目とかではなくて、社員が休日を取ったことにされてしまうケースや、
慈善活動にお金を払うために了承無く天引きされているケースといった、それは事実
ならば違法だろうという問題でさえも許容されてしまっている現状という奴でしょうか。
(次へ続く)2/3