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もっとも、暑さによる熱中症の可能性や、空気が悪かったり有害物質が近くにあったりした疑いなどを指摘するものもあった。
ただ、熱中症や有害物質などについて、相生署や赤穂市消防本部では、体調不良の原因には当てはまらないとみている。
県立上郡高校の校長は、取材に対し、発症者続出の原因について、「まだ医者から何も聞けない状態ですので、
なぜそのような状況になったのか分かりません」と答えた。最初の発症者が持病を持っていたとも聞いていないという。
霊感が強かったとの報道については、聞いていないので分からないとのことだった。生徒らがコックリさんをしていたかについては、
「それはありません」と明確に否定した。
報道について、相生署の副署長は、「積極的に広報はしておらず、独自取材だと思います」としている。
過呼吸の症状が続出したケースは、全国では、過去にいくつもあるようだ。
東京新聞の2006年7月28日付記事によると、千葉県船橋市のショッピングセンターで前日、女子中学生が次々に症状を訴え、
計11人が病院に運ばれ、うち4人が入院する騒ぎがあった。報道では、1人が体調不良で倒れたのを見て、
生徒らがショックを受けて連鎖的に広がったとされている。この記事では、過去1年だけでも、埼玉や大阪、佐賀、
秋田、山口で、同様な過呼吸の連鎖があったと紹介している。
霊感がらみのことがきっかけになるケースも、過去に報じられている。
07年5月には、大阪府堺市の中学生らが社会見学に向かうバスの中で怪談話をしていたところ、11人が過呼吸となって病院に搬送された。
また、翌08年10月には、沖縄県宜野湾市の中学生らが、親の意向でお祓いをしてもらったところ、20人ほどが体調不良を訴え、
うち女子生徒5人が過呼吸で病院に運ばれる騒ぎになった。
いずれもきっかけは様々だが、不安や緊張から発症するケースも多いようだ。特に、女性がなりやすい傾向もみられている。(終)