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小林よしのり コラム
●明らかに橋下はメディアに責任転嫁して後退したのだ。
橋下によれば、当初言っていた「慰安婦は当時としては必要だった」というのは、
「当時の人はそう思っていた」と言っただけなのに、
橋下自身が「当時は必要だった」と思っているかのように「誤報」されたと言うのだ。
つまり橋下自身は最初から、当時の人がどう思っていようと、現在の価値観で断罪して
「慰安婦は女性の権利の蹂躙であり、許されるものではなかった」という意見だったというのである。
完全な自虐史観ではないか!
そもそも、橋下は最初の発言では、
「当時は日本だけじゃなくいろんな軍で慰安婦制度を活用していた。
あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、
そんな猛者集団というか、精神的に高ぶっている集団は、
どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのは、これは誰だってわかる」
と言ったのである。
この発言に「今では許されないが、当時はそうだった」なんてニュアンスはない。
「誰だってわかる」と言っているくらいだから、橋下自身ももちろんそう思っていたのである。
明らかに橋下はメディアに責任転嫁して後退したのだ。