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日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)は18日、スポーツ報知の取材に応え、共同代表の
橋下徹大阪市長(43)について「終わったね…、この人」と“三行半”を突きつけた。昨年11月の
太陽の党の維新合流以来、蜜月関係だったはずの2人。参院選を前に絶縁危機に陥っていることを明かした。
さらに「徹底的に違うことはあいつが『あの戦争は侵略戦争だ』と言っていること」と明言。
「俺は『侵略じゃない。マッカーサーも防衛の戦争だって言ってるじゃないか。
君、そういうのどう思う』って聞いたら、それでも『侵略です』と。もう埋まらない。
根本が違う。こんだけズレちゃうと困っちゃうよね」と苦笑い。将来的に
価値観を共有できる可能性について「ないね」と言い切った。
石原氏は、昨年12月の衆院選以来、常に「橋下氏を首相にしたい」と言い続けてきた。
だが、この日は「そういう歴史観持ってる人間だと(首相は)ダメだね」と、自らの言葉までも撤回した。
問題の根本となった橋下氏の慰安婦発言については「(発言直後の5月に)名古屋で
お説教したんだ。するとね、おれが3分話すと、10分ぐらい答弁するんだよ(笑い)。
やっぱり弁護士だね」とあきらめの表情。「発言に理屈は通ってるんだけどさ、
言っていいこといけないことあるじゃない。『どの国も軍隊は慰安婦やってた、
なんで日本だけとがめられるんだ』というのは、それはそれで彼の意見だけど、
それを言えば…ねぇ」と苦笑いするしかなかった。
今までは橋下氏を擁護してきた石原氏だが、
7月の参院選への影響は避けられない情勢となった。
ソース:スポーツ報知(2013年6月19日06時02分 スポーツ報知)
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