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農薬でミツバチの群れ消失 ネオニコチノイド系
2013/06/17
国内外で広く使われているネオニコチノイド系農薬をミツバチに摂取させると、
比較的低濃度でも巣箱の中のミツバチがいなくなり、群れが消える「蜂群崩壊症候群
(CCD)」に似た現象が起こるとの実験結果を金沢大の山田敏郎教授らのチームが
17日までにまとめた。
山田教授は「ハチが即死しないような濃度でも、農薬を含んだ餌を食べたハチの
帰巣本能がだめになり、群れが崩壊すると考えられる」と指摘。養蜂への影響を避ける
ためネオニコチノイド系農薬の使用削減を求めている。一方農薬メーカーは「科学的
根拠が明らかでない」と否定的な見方を示した。
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