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知らずに食べている食品混入昆虫
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いずれにしても食品混入昆虫はメーカーにとって頭の痛い話ですが、これを
完全に防ぐことはほとんど不可能といえます。 ただ微小な種類は、それと気
づかずに一緒に食べてしまっているケースがほとんどです。たとえば各種のス
パイスに発生したコナダニ類、 緑色野菜のアブラムシ類などなど……。差し障
りがあり詳しくは述べませんが、虫がついていても食品の腐敗が原因でもない
限り、 通常はタンパク源になりこそすれ、まず衛生上の心配はありません。
アメリカでは食品医薬局が混入昆虫の最大許容レベルを定めています。た
とえば、ピーナッツバター100グラム当たり昆虫の断片50個まで。 カ
レー粉では25グラム当たり100個まで。缶詰トマトでは缶当たり果実を加
害するミバエの卵5個とウジ1匹、ウジだけなら2匹まで…… といった具合で
す。これはビックリするほど甘い基準です。つまりアメリカでは、バターに
目立つほどゴキブリの破片が入っていても、 ケチャップにいかに果実食の昆
虫とはいえ、ウジが数匹入っていても消費者のクレームの対象にはならないのです。
なおアメリカ当局は、「このレベルは殺虫剤を多用すればもっと下げられる
が、無害な自然物の混入を殺虫剤の混入に置き換えることは賢明ではない」 と
までいっています。なんとススンデいるではありませんか。もしこの基準を日
本でも適用したら、大半の混入昆虫トラブルは解消することでしょう。
前述のように、すでにわれわれは知らずにたくさんの混入昆虫を食べている
のです。発展途上国で餓死者が出ているこの時代に、 目についたわずかな混
入昆虫のために、メーカーが全製品を回収・廃棄するようなバカなことがあっ
てもいいものでしょうか。 まずは、無害な昆虫のカケラが一つや二つ入って
いても気にしないことにしようではありませんか。