13/06/02 21:48:19.09 CMaaIThr0
>>144
“中国版サブプライム問題”深刻化…影の銀行、「理財商品」が242兆円の巨額債務に・・・
「影の銀行」は、銀行融資など通常ルート以外で資金を調達する手段の総称で、
その規模は25兆人民元(約402兆円)にのぼるとの試算もある。
中国のGDP(国内総生産)の約820兆円の約半分に相当する。
影の銀行の中心となるのが「理財商品」と呼ばれる金融商品だ。
高いもので10%以上もの利回りがうたわれている。
信託会社が組成し、銀行の支店で個人などに販売されている。 理財商品の販売で調達した資金は、融資規制があるため国有銀行などから
“表ルート”で融資を受けられない地方政府や、不動産関連会社、中小企業などに貸し出される。
そして、資金は最終的に不動産などの投資につぎこまれているとみられる。
銀行にとっては不良債権を簿外に切り離す事実上の迂回(うかい)融資という意味合いを持つ。
だが、裏ルートで借金した地方政府や企業が返済できなければ、理財商品を買った個人が
最終的な損失をこうむることになる。 著名投資家のジョージ・ソロス氏はこうした問題について「金融危機を招いた米国の
サブプライム住宅ローンと類似性がある」と、中国・海南島で開かれた国際会議で警告した。
「地方政府は金融会社を作っては破綻させており、債務の返済を繰り延べてもらっている状態。
企業の債務も過去5年間で3倍に増えているうえ、成長率が下がっているため借金を返すのは困難。
そして肝心の不動産市場もすでにバブルは崩壊してしまっている」 裏ルートの借金が返済不能となると、個人投資家が買った理財商品は紙くずになる恐れがある。