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「日本の総理として、前回デリーへお邪魔した折は首相に大変温かく迎えていただきました。
あの時、2007年の夏ですが、首相の友情は殊のほか身にしみました」
「その次デリーへ行った2011年には、首相はちょうど国連総会参加へ向けてニューヨークへお発ちになる直前でした。
それなのに、私のために予定を超過してお話しする機会を作ってくださり、大変ありがたかったのを覚えています」
5月29日夜に首相官邸で開かれたインドのシン首相を歓迎する晩餐会のあいさつで、安倍晋三首相は、
過去2回にわたるインド訪問の思い出を語った。
2007年8月の訪問は参院選で大敗した直後だった。安倍首相はシン首相との首脳会談のほか、
インド国会で「2つの海の交わり」と題して演説。インド洋と太平洋という2つの海の交わりで生まれた「拡大アジア」を
豊かに育てていく力と責任が両国にはあることなどを強調した。
安倍首相の演説に対するインド国内での評価は高かったが、日本では帰国後の内閣改造・党役員人事ばかりに関心が集まった。
安倍首相はインドネシア、マレーシアも巡る一連の歴訪で体調を崩し、翌月の退陣表明へとつながった。
それから4年、野党の一議員として安倍首相がインドを再訪したのは2011年9月のこと。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏らとともにセミナーに参加することが目的だったが、シン首相は安倍首相を昼食会に招き、手厚くもてなした。
当時、安倍首相に同行した自民党の中堅議員は「インド側は、前回訪問したときに料理の香辛料で体調を崩したことをよく知っていて、
昼食会では甘い味のカレーを出してきた」と振り返る。シン首相の気遣いに、安倍首相も感銘を受けたに違いない。
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