13/05/28 14:36:30.55 l4ayyn7sI
地域主権型道州制を唱えるものは、経済音痴か経営音痴か売国奴。
ガラパゴス化の典型の携帯電話で言えば、アッブルやサムソンやノキアの出荷台数が億台単位だ。
一方で、日本最大のシャープでも100万台単位だ。
これでは、規模の経済が働かず非常に不利だ。これが、サムソンとシャープの違いだ。
携帯電話の規格や電波の規制を道州ごとに決めることができる。
問題は、地域主権型道州制は家電だけでなく、自動車など全ての産業の国内市場を分割する。
地域主権型道州制なら自動車の規制を変えることもできる。例えば、ガソリン税を廃止したり、排ガス規制を緩和したりして、大型車を優遇できる。
逆に上海のように、バイクは電気バイクしか許さなくもできる。
薬事法を変えて、国内での治験を廃止もできる。
また、環境規制や農地や法人税を下げて、外資の工場をいくらでも誘致できる。
自ら国内市場を分割するとは愚の骨頂だ。日本企業は国内市場に依存している。そこを分割し外資への抵抗力を弱めるのが地域主権型道州制だ。
一応言っておくが、もし地域毎に規格や規制や税制が出来ないなら地域主権型道州制は少なくともやめておけ。
道州毎の戦略に違いがないなら意味ないからな。
経済学と地域主権型道州制を勉強し直した方がいいぞ。