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いまスマホを見ながら、歩いて起きる危険な事故が増えています。
いったい、どれほど危ないのか「マル調」が科学的に検証しました。
電車を待つ人たち。
スマホの上に、ゲーム機を置いて熱中する若い男性。
人ごみをかき分けて・・・ホームの真ん中に立ち止まってしまった。
実際、ホームで悲惨な事故がおきている。
2009年、神奈川県のJR京浜東北線で、男性がホームから線路に転落、電車にひかれて死亡した。
男性は、携帯電話を触りながら、白線の内側を歩いているうちにバランスを崩したという。
スマホを使いながら歩いた場合、障害物に対してどのくらい反応が鈍くなるのか実験してみた。
歩行者が3メートル前に近づくと、自動的に閉まるドア。ふつうは、難なくドアを避けることができる。
次にスマホを見ながら歩くと・・・閉まるドアに気付くのは、直前だった。
視線はスマホに集中し、動いている扉に視線がいったのは、ほんの数10センチ手前だった。
「ものをよける時には、最低でも数メートル前にその障害物がある時にはその存在が分かって、
予測的によけるための準備動作を始めます。
ところがスマートフォンを使っていると、そうした準備動作ができませんから、当然よけ方も危ないです」
こうした事態を重くみたJR西日本は、乗客に注意を促しはじめた。
「東西線の北新地駅などではですね、可動式ホーム柵というのが導入されまして、順次、導入していきたいなと考えてます」
専門家は、業界側の思い切った取り組みが必要だと言う。
「今、『GPS』がほとんどの機種についていますね。
今、自分がいるところが駅のホームなのか、大きな交差点なのか、そういったことが分かるぐらいの精度で位置情報が取れますから、
公共の場、階段、非常に危険性があるようなところ、そういったところでは、軽い注意喚起を出すとかですね、
そのようなことは業界でも考えるべきじゃないかなと思いますね」
時と場所に注意して使わないと、自分だけではなく他人も危険に陥れることを自覚しなければならない。
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