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福岡市中心部に焼夷(しょうい)弾の雨が降り、約千人が犠牲となった福岡大空襲(1945年6月19日)の
記憶を語り継ぐため、同市教職員組合青年部が25日、市内の戦跡を巡るフィールドワークを行った。今年で
7回目。小中学校の若手教諭ら約30人が平和を学ぶ授業の参考にしようと、熱心にメモを取っていた。
参加者はまず同市東区の県教育会館で、語り部の大場綾子さん(82)=城南区=の体験談に耳を傾けた。
当時14歳だった大場さんは、泥だらけになって逃げ回ったことや、質素な食事を強いられた戦時中の生活を
振り返り、「戦争で一番に犠牲になるのはいつも女性と子ども」と語り掛けた。
その後、参加者は博多区の正定寺(しょうじょうじ)で焼夷弾の破片を見学したり、博多小学校の
「平和祈念室」、冷泉公園の戦没者慰霊塔などを回った。
警固小学校(中央区)の徳田和貴子教諭(30)は「児童も親も戦争を知らない世代。フィールド
ワークで撮った写真を活用しながら、平和の大事さを考える授業にしたい」と語った。
ソース 西日本新聞 2013年5月26日
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
教員たちを前に、福岡大空襲の体験を語る大場綾子さん
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