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全国のご当地うどんを味わえる飲食店兼博物館として、
京都市東山区に昨年12月に開設された「うどんミュージアム」の毎月の売り上げ順位で、
栃木県の「耳うどん」と群馬県の「ひもかわうどん」が首位を争っている。
どちらも麺の形が一風変わっている。
食事客の7割を関西人が占めるため、なじみの薄い東日本の「変わり種」に引かれるようだ。
一般財団法人「うどんミュージアム」が運営している。
全国のご当地うどん約30種類を味わえるほか、うどんの歴史や地域別の食べ方の展示、乾麺の販売コーナーもある。
食事客へのアンケートを分析したところ、7割は京都や近隣からの来店で、残り3割が関西以外の遠方からの観光客だった。
現在1位の「耳うどん」はギョーザのような形で、悪魔の耳を模しているという。
栃木県の郷土食で、正月三が日に食べると家族の話を悪魔に聞かれず、一年を無事に過ごせるという言い伝えがある。
3月末までに3500杯の注文があった。
味わった右京区の白上君子さん(64)は「物珍しさに引かれた。もちもちした触感でおいしい」と話した。
2位につけている「ひもかわうどん」は幅10センチの麺をつけ汁で味わう。
群馬県桐生地域の郷土料理で、地元の店では幅1センチから10センチ以上まで麺はさまざまという。
3千杯で「耳うどん」を追う。
3位は麺の長さが9センチと短い宮城県の「白石温麺(うーめん)」で、麺に特徴のある3品が上位を占めた。
「いずれも旅行ではあまり行かない地域でもあり、物珍しさに引かれるのではないか」と、うどんミュージアムの石井真人マネジャー(35)はみる。
4位は秋田県の「稲庭うどん」、5位には福岡県の「かしわうどん」が入った。
もずくを麺に練り込んだ沖縄県の「もずくうどん」が、全国区の人気を誇る香川県の讃岐うどんの12位を抑えて11位につけ、ベスト10入りを狙う。
縮れ麺でもちっとした触感が特色の徳島県「鳴(なる)ちゅるうどん」も13位で続いており、めったに食べることのない地域食を求める傾向がうかがえる。
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