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「言語道断で、とんちんかんも甚だしい」「女性を道具とみる最低の発想だ」。戦時中の従軍慰安婦制度を
「必要だった」と主張し、在沖米海兵隊員の「性的エネルギー」解消に風俗業者を活用するよう勧めた
日本維新の会の橋下徹共同代表の発言に、県内女性団体のメンバーは憤慨した。
「風俗店で解消するという発想は、自分の体験から出たのではないか」。基地・軍隊を許さない行動する
女たちの会共同代表の高里鈴代さん(73)は、橋下氏の意図をいぶかる。
米兵の精神的な高ぶりや性欲を風俗店で解消するという意見に「性暴力の理由を肯定し、人権意識を
喪失している」と批判。米兵による性暴力は、過重な基地負担が原因の一つと指摘し、「風俗店に行けば
性暴力が減るという根拠はない。基地を減らす方が先で本末転倒な考え方だ」と批判した。
1995年の暴行事件で加害米兵に対し、「犯行に使用した車を借りる金があれば女(売春婦)を買えたのに」と
暴言を吐いた当時の米太平洋軍司令官は、県民の非難を受け、辞任した。
県女性団体連絡協議会の伊志嶺雅子会長(69)も、橋下氏の発言は売春を肯定しているととらえる。
その上で「戦時中であろうとなかろうと、女性を道具として使うこと自体がおかしい。男性が頑張っているから
女性は我慢しろというのか」と反論した。
ジャーナリストの由井晶子さん(79)は「維新の会の底が知れた。尖閣問題などで危機感をあおり、
威勢のいい言葉を並べて、人気を得てきたが、本質が出た」とみる。橋下氏の発言以上に、それを許す
日本の世論に目を向け、「強い国、美しい国の裏で、弱いもの、小さいものを踏みつけても気付かない鈍感な
風潮が今の日本にはある。今回の発言を許すのか、許さないのか、試されている」
ジェンダー問題を考える会代表の安次嶺美代子さん(66)は「女性に対するレイプ発言と同じ。女性の人格、
人権の全否定につながる。絶対に許されない」と語気を強めた。
ソース
沖縄タイムス URLリンク(article.okinawatimes.co.jp)