13/05/11 10:58:12.50 0 BE:1746087168-PLT(12069)
>>1(の続き)
この辺で安定してほしいと望んでも、そうならないのが為替相場だ。
今後、米経済が回復色を強め、超緩和状態の金融政策が徐々に正常化していけば、ドル高・円安が一段と加速する可能性が高い。
輸入コスト高に押し上げられて物価は上昇するかもしれないが、それは景気回復によるデフレ脱却とは別物だ。
では輸入コスト高を除いて年率2%の物価上昇を目指すとなると、量的緩和を続けざるを得ず、さらに円安、輸入コスト増を招きかねない。
市場の活況に浮かれて、本来取り組まなければならない構造改革を再び先送りすると、日本経済は量的緩和というカンフル剤からいつまでも離脱できない。
危うさと隣り合わせの活況だということを政府や日銀は十分認識しておく必要がある。(終わり)
毎日新聞 2013年05月11日 02時30分
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