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全国菓子大博覧会(ひろしま菓子博)のパビリオン内で、ベビーカーが原則利用できないことについて、
家族連れから疑問や不満の声が上がっている。
会場では電動車いすの利用制限についてもいまだに論議が続いている。今後、広島で開かれるイベントに向け、
利用者に優しい運営の在り方が問われている。
パビリオン入り口にベビーカーが並ぶ。実行委員会は混雑や接触事故の防止などを理由に、パビリオン
全8館で原則、利用を断っている。おむつなどを入れた大きなバッグと子どもを抱えて、混み合う会場を縫う
保護者の姿も目立つ。
「赤ん坊を抱いたまま回るのはしんどい。会場を広くするなどしたり、誘導スタッフを増やすなど工夫の
余地があるのでは」。2歳と生後6カ月の子どもを連れた会社員赤川慎治さん(31)=広島県海田町=は、
そう問い掛ける。実行委にはこれまで、電話で5件の苦情があり、ベビーカー置き場でも係員が抗議を受ける場面もある。
電動車いすの利用者については、障害者団体の苦情で全面乗り入れ禁止から、スタッフの付き添いで乗り入れを
受け入れる方針に見直された。
県内では来年、瀬戸内の島々を舞台にした博覧会「瀬戸内しまのわ」も控える。広島修道大の三浦浩之教授
(環境デザイン)は「来場者の側に立った事前調査や対話が必要だった。教訓を今後のイベント運営に生かして
ほしい」と求めている。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)