13/05/07 22:43:36.96 +Ebf+9Mg0
~アベノミクスの正体~
浜矩子氏の主張
★デフレ下のバブル経済→実態経済は冷え込んだまま
1.アベノミクスなどと名前をつけるに値するものではない。
「浦島太郎の経済学」である。50-60年前の感覚でバラマキ型公共事業をやれば経済活性化する
円安にさえすれば成長できると考えている。
2.「金融緩和すれば、景気が良くなる。」の規模を大きくしても余りガネが生産的投資に回っていくことはない。
ゼロ金利状態では、外貨預金、新興国国債など高収益なところに金が回ってしまう。低金利の日本国内では金が回らない。
グローバル経済の現状のなかで政策を決めるべきが、 国内外で投機的な投資に流れていってしまう。家計には回らない。
3.インフレ・ターゲット政策は、他国でも実施されているが、物価目標設定をする国はない。
意図的なインフレは物価を上げるだけで生活が困窮するだけ。賃金がインフレについていかないから購買力は上がらない。
商品価格は上げられるが、コストも上がる。円安で原材料輸入コストも上がる。
コスト上昇を製品価格に添加せざるを得ないから、人件費を削減するかない。
4.円安に振れれば、輸出企業が良くなって景気が上昇するとするのは...
.ビジネスがグローバル化している今、すべてを日本国内で賄っている企業等ない。
円安で部品・原料輸入コストがかさむ。一方的に輸出企業の業績につながらない。
5.一般市民にとって「いいことがない」可能性が大。うまくいく可能性は非常に低い。
6.日銀政策委員2人が「実現可能性がないものに物価上昇2%というコミットをすべきではない」と反対したが.....浜氏も実現しないと見る。
半年で50兆つぎ込んで物価上昇を狙えば「デフレ下のバブル経済化」となる。デフレは払拭されず、実物経済は冷え込んだまま。
ふくらんだ金は投機に回る。株、不動産、金など投機性商品に回るだけ。製品デフレと資産インフレの同時進行という異常事態。
7.市民にとっては.....バブルは必ず破綻するので乗った人は大損害を受ける。
乗らなかった市民も恐慌状態で企業倒産など有り苦しむことになる
これに誰も反論できてないんだよな~・・・