13/05/05 16:34:15.87 0
国内で景気回復の期待感だけは高まったアベノミクス。一方で、中国における負の影響は目に見えてきている。
ジャーナリスト・富坂聰氏がレポートする。
どうやらアベノミクスは、これまで絶好調だった中国経済の失速に決定的な役割を果たしたようだ。
4月末の中国メディアは、中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)が低下したことを一斉に報じている。
景況感の指標ともされるPMIの低下は、需要の弱まりを示しているとされ、
なかでも輸出の新規受注を記す数字が昨年12月以来初めて下がったことも話題となった。
このことは外需の不振が製造業の回復の足を引っ張っていることを裏付けた結果として受け止められているのだ。
では、なぜ外需が不振かといえば、もちろん最大の輸出先であったEUの消費が欧州金融危機によって陰ったままであることが挙げられるが、
最近ではもっぱら人民元レートの問題と結びつけて語られるようになっているのだ。
4月10日付の『新京報』は、〈6か月の間に対日本円レートが20%も切り上がった〉として、
これが〈中国の輸出とインフレという二つの意味でプレッシャーになっている〉と分析した記事を載せている。
アベノミクスの金融緩和によってつくり出された円安によって韓国経済が大きな打撃を受けたことは広く知られているが、
やはり中国の輸出にも大きな影響が及ぶことになったのである。
URLリンク(www.news-postseven.com)
【経済】日本の金融緩和に不快感=中国高官が名指しで批判―インドで開催中のADB総会で
スレリンク(newsplus板)