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多くのカップルが等間隔に座って「2人の時間」を過ごすことでも知られ、
夏場には納涼床で名高い京都市の鴨川で、対岸から女子高生の下着を盗撮したとして、
京都府迷惑行為防止条例違反容疑で同市立高校の元非常勤講師の男(58)が、京都府警に逮捕される事件があった。
鴨川の両岸は、川幅と広い河川敷を挟んで40メートル前後離れている。
対岸から撮影するとなると、望遠レンズなどを使っていたように思われるが、
捜査関係者によると、実際に男が使っていたのは「特殊な細工が施されているわけではなく、
一般向けに販売されているごく普通のコンパクトデジタルカメラ」だった。
京都府警は実証実験を行い、同様のカメラで対岸からの撮影が可能であることを確認済みだ。
幹部の1人は「手ブレ補正機能など、一般向けのカメラでも性能はかなり高い。
特別な技術がなくても、ズームするだけで撮影が可能だった」と話す。
悪用するかどうかの違いだけで、今や誰もが高性能の「盗撮グッズ」を持ち歩いている時代と言っても過言ではない。
そもそも、男が犯行に手を染めるようになったのも、カメラ好きなら誰もが遭遇するかもしれない、ある出来事がきっかけだった。
約3年前のことだった。「対岸に座っていたアベックがイチャイチャしていたところが偶然、写真に入っていて…」。
捜査関係者によると、盗撮を始めたきっかけについて男はそう供述したという。
「そこから盗撮の興奮を覚えてしまったようだ」(捜査関係者)。
そして、今やお手軽盗撮の定番ツールとなっているのが、スマホだ。
府警生活安全対策課によると、平成24年中の府内の盗撮検挙件数(暫定値)は79件。
その大半がスマホやデジカメによる犯行だ。
ほとんどの事件では、被害者は盗撮されていたことに全く気づいていない。検挙されるのは、氷山の一角に過ぎないのが現実だ。
スマホ盗撮を容易にしているのは、シャッター音を鳴らさずに撮影できる無音の「カメラ」アプリ。
無料でダウンロードできユーザーから高評価を得ている。
「アプリ自体を規制することは難しい。現状では利用者のモラルに頼るしかない状態」
URLリンク(sankei.jp.msn.com)