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朝鮮中央通信は２７日、昨年１１月に北朝鮮に入り「反共和国敵対犯罪」を行ったとして拘束された
米国人ペ・ジュンホ氏が近く最高裁判所に起訴され、裁判にかけられると報じた。罪名は不明だが、
死刑か無期の労働教化刑が言い渡される可能性がある。
北朝鮮側には、有利な条件での対話を米国に迫るため揺さぶりをかける狙いがありそうだ。
同通信によると、ペ氏は北朝鮮への敵対心を持ち同国を転覆しようとした犯罪行為を全て認め、
証拠によって立証されたという。
ペ氏は昨年１１月３日、北東部の経済特区、羅先に観光目的で入り、拘束されたとされるが、具体的に
何をしたのかは不明。今年１月にスウェーデン大使館員と面会、米連邦議員宛ての手紙を託した。
同月訪朝したリチャードソン米前ニューメキシコ州知事らは北朝鮮側にペ氏の人道的処遇を要求していた。
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