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日航機「よど号」乗っ取り事件（１９７０年）の実行犯ら３人が、北朝鮮による日本人拉致事件にも関与したとして警視庁が逮捕状を取ったのは違法として、
東京都に１人当たり５００万円の慰謝料を求める訴訟を２５日、東京地裁に起こすことがわかった。
よど号事件実行犯の魚本（旧姓・安部）公博（６５）、他の実行犯と北朝鮮で結婚した森順子（５９）、若林（同・黒田）佐喜子（５８）の３容疑者。
魚本容疑者は有本恵子さん（拉致当時２３歳）の拉致に、森、若林両容疑者は石岡亨さん（同２２歳）と
松木薫さん（同２６歳）の拉致にそれぞれ関与した疑いがあるとして、２００２～０７年に結婚目的誘拐容疑で国際手配されている。
訴状で３容疑者は、「警視庁が証拠にしたとみられる関係者の供述内容は信用できず、逮捕状取得は違法だ」と主張している。
読売新聞 4月25日(木)8時57分配信
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