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兵庫県尼崎市で2005年4月、乗客106人と運転士が死亡し、562人が負傷したJR福知山線脱線事故から25日で8年となった。
大切な家族を失った遺族の悲しみは癒えることなく、後遺症に苦しむ負傷者も多い。
JR西日本の歴代社長の刑事責任を追及する裁判や、再発防止と原因究明の取り組みは続いており、事故はまだ終わっていない。
事故発生時間の午前9時18分。遺族らは事故現場や追悼慰霊式の会場で、悲惨な事故が繰り返されないよう願い、犠牲者の冥福を祈った。
JR西日本主催の追悼慰霊式は午前9時すぎ、尼崎市総合文化センターで開始。9時18分、全員で祭壇に黙とうをささげた。
鶴保庸介・副国土交通相は「事故を決して風化させることなく、二度とこのような事故を繰り返さないよう、鉄道事業者の経営トップに輸送の
安全確保についての自覚を促すとともに、国民が安心して公共交通機関を利用できるよう、全力を挙げて安全対策に取り組む決意であることを誓う」と述べた。
昨年5月に就任したJR西日本の真鍋精志社長は事故を起こしたことを謝罪、「あらためて責任の重さを痛感している」と話した。
業務上過失致死傷罪で強制起訴されたJR西の井手正敬元会長、南谷昌二郎元会長、垣内剛元社長の裁判は今年3月、それぞれ禁錮3年が求刑され
秋以降に判決の見通し。
既に無罪が確定している山崎正夫元社長と南谷元会長、垣内元社長は早朝に事故現場で献花し慰霊式に参加した。
井手元会長は今年も姿を見せなかった。【山田毅、石戸諭】
ソース 毎日新聞
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