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日本のゴールデンウィークと中国のメーデー連休が重なる5月初旬は韓国観光業界の書き入れ時だ。
しかし、今年は円安で日本人観光客が激減し、例年のような「特需」は期待できそうにない。
観光業界は、増加する中国人客が日本人客の減少分を埋め合わせてくれることを期待している。
韓国旅行業協会によると、3月19日から4月15日まで業界上位の旅行会社19社が受け入れた日本人観光客は8万8122人で、前年同期比33.4%減少した。
ロッテホテルの日本人宿泊客も昨年10月から先月まで前年同期比30%減少した。
旅行業界の関係者は「円安と北朝鮮の核による脅威が解消されない限り、日本人旅行客はさらに減少すると予想される」と話した。
昨年6月に一時100円=1514ウォンまで円高が進んだ円相場は、23日には1133ウォンまで下落した。
日本人客の韓国への旅行費用がそれだけ増加したことになる。
円安の影響でゴールデンウィーク効果も例年ほどではなさそうだ。韓国観光公社は今年のゴールデンウィーク期間
(27日から5月6日まで)に韓国を訪れる日本人客を前年同期比10.9%減の11万4000人と見込んでいる。
大手旅行会社ハナツアーの予約率は前年を50%も下回っているのが現状だ。
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